「やまがた舞子を育てる会」発表会


第三十三回 やまがた舞子を育てる会 発表会

日時

平成25年8月29日 木曜日


場所

パレスグランデール (山形市荒楯町)


次第

  • 開会
  • 挨拶
  • 発表『舞子絵姿三枚続』
  • 研修費贈呈
  • 乾杯
  • お開き

発表『舞子絵姿三枚続』

写真:雪

うぐいすの
めし軒の梅
濡るる柄杓の湯加減も
ほんに嬉し人来鳥

照る月の浪に漂う最上川
干してさらさらさらす細布

写真:月

恋の言葉を
傘によそえて言おうなら
濡れてしっぽり心のたけを
わっての轆轤さえ
愛し愛しと焦れてそして
晴れて青紙楽しみに
いつかは君が軒のつま
それも誓いし神さんの
結ぶじゃないかいな

夏のみちのく夏祭り
七日町々人の波
山形よいとこ来てけらしょ

写真:花
立方 小はな・菜乃葉
紗弥・柑菜
櫻子・ひより
 
清丸・菊弥
三味線 小菊・金太
鳴物 二郎

 
後見 小蝶
総合指導 清元 美多郎
 

 本日の演目は「舞子絵姿三枚続」雪月花でございます。
 原曲は、清元です。清元美多郎先生の構成と演出、また振付は藤間蝶により、やまがた舞子が披露いたします。
 かの高僧道元善師様一首の中に、
「春は花 夏ほととぎす 秋は月 冬雪さえてすずしかりけり」
 このおうたにも雪月花を見つけました。
 今宵はやまがた舞子オリジナルの舞、雪月花をご鑑賞ください。

- 雪 -
春告け鳥の鶯の初声を梅の小枝に来て聞くを待ちわびて
- 月 -
豊かに流れ行く最上川川面にうつる月冴えてさらす乙女が華やかに舞
- 花 -
初々しい乙女達たれを思うての恋心傘に隠して祈るやら
出羽のみちのく夏祭り山形よいとこ来てけらさい

フォトギャラリー

写真:雪
写真:雪
写真:月
写真:月
写真:花
写真:花